4.外国語好きが語学をやる時は、「欲張り過ぎ厳禁」で、いきましょう。

 英語とイタリア語を今までにそれなりのレベルまで習得してきた。英語は中学校から今まで、イタリア語は大学一年生から今まで。でも、僕は外国語の勉強方法がいまだによくわかっていない。本当に、いつまで経っても素人の学習者。英語の翻訳の仕事をしているが、それでも、勉強方法についてはよくわからない。だからこそ、今回のフィンランド語の学習については、自分なりの学習の仕方のモデルを、日々の記録という形で、残してみよう、と思っている。ここに書くことで、次、自分が別の外国語を学習するときに、その参考になればいい、と思っている。なので、僕はなるべく正直にここに学習の様子を書いていこうと思う。恥ずかしいことばかりになるだろう。

昨日、あえて「朝の勉強時間が終わったら、あとはやらない」というふうにしてみた。これが効果的だった。朝の30分ぐらいでDuolingoやその他の勉強を終える。それで、夕方になって、あ、今、フィンランド語、やりたいな、と思ったりするんだけど、新しいことを始めるのを、グッと我慢する。すると、自然と、今日やった単語とか、文法事項とかを思い出すようになる。これぐらいのペースがいいな、と思う。1日2,3単語、ぐらい。

何かを勉強しよう、という時に、どうしても「新しいことを摂取する」方向に動いてしまいがち。本を読むのでもそうだ。進めるものならばどんどん前に進みたい、と思うから。でも実際には、その量には限界があって、むしろただ前に進んでいるだけだと、たいして身についていない、ということのほうが多い。本も、やっぱり小さい頃みたいに、一冊読んでいる間は、ずっとその本のことを考えている、という方がいい気がしてきている。急がば回れ。

昨日得た教訓を、定量的な習慣に落とし込んでおく。

  • 朝は眠くてもできるデュオリンゴを決めた量やる。(アプリで設定、僕は15分コース)
  • その中で、この単語全然馴染めないな、というものを、例文と一緒にメモアプリに入れる。

これぐらいの負荷が適切かな。とにかく外国語好きが語学をやる時は、「欲張り過ぎ厳禁」で、いきましょう。

向こう3ヶ月で、厚い文法書に書いてある事項に全部、一通り、目は通したい。

これからさきフィンランド語のネイティブの文章に出会った時、おおかたの変化の形や、文章の作り方については、「これはあの形だ」と思える素地を作ることが、目標。基礎的なことはすべて自分で使える、というLanguage coreを作ること、とも言える。

デュオリンゴが終わったら、また何か別のものを持ってこないとな。それもおいおい。

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