7.こんな作業ならば、むしろもっとやっていたいな、と思った

昨日の続き。いきなり『ハリー・ポッター』の文章を一文目から読むと、わからないことだらけ。ただ一番基本的な格変化などについては一通り目を通したことがあって、かつ多少の語彙があるので、予測は立てられる。その上で、英語の原文と比較しながら、どれがどう対応しているのか調べていると、これまでにない楽しさがあった。

これは結構面倒な作業ではあるのだけど、こんな作業ならば、むしろもっとやっていたいな、と思った。冒頭はこのように始まる。

Likusteritie nelosen herra ja rouva Dursley sanoivat oikein ylpeinä, että he olivat aivan tavallisia totta tosiaan. 

(原文)Mr and Mrs Dursley, of number four, Privet Drive, were proud to say that they were perfectly normal, thank you very much. 

まず出だしから、Privet Drive がないじゃん、ということになるわけだが、ああ、 Likusteritie か、とか思うわけである(tieが「道」なのは知っているので、それでなんとなく)。そこで、固有名詞も発音しやすいように(か、何か、わからないが)変えてあったりするんだな、と予想する。

もっと具体的な話はいろいろあるが、ちょっと時間がないのでこんな感じ。とにかく、謎を説いていくのが楽しい。その謎を解くためのツールとして、文甫書や、インターネットを活用するのが、とてつもなく面白いのである。

あしたは、持ち歩くものを固定する話を書こうかな。

※※※

ただこのような「まったく体系的ではなくて、かつ全然進んでいないように思える作業」は、「その作業をまとまった量行う環境がある」という自信がないと続かない。

なので、教室などであれば、たとえば、時間割が決まっていて、そこに行けばやることになるので、気が長い作業にも付き合うことができたりする。

しかし自分でそれを続ける、となると、それ専用のシステム構築が必要になってくる感じがある。僕自身は、今のところそれに成功していて、「一日15分だけは必ずフィンランド語をやる」ということが続けられている。逆に「15分以上やったらだめ」というような意識があるのも大事である。(実際にはそれ以上やっちゃうんだけど、それがいい)それと、タイマーをきちんとセットすることも大事だと思う。今使っているのはこの会社の「集中」というアプリ。さらっとはじめられて、余計な機能がなく、製作者の態度にもなんだか好感が持てるので、おすすめ。

コメント

このブログの人気の投稿

37. Selkouutiset 見る、デュオリンゴ40日目くらい、ニューエクスプレス、6課まで見直し。

24. 今まで「個人の遊び」の範疇だと無意識に思っていたものを、仕事にしちゃえ、と思ったので。