31.「全然わからない、嫌だなぁ」なんて言わないで

なんとなくでも、フィンランド語に触れるようになってきている。

YouTubeみたり、インターネットでブログを探してみたり。

「言語学習」という体で外国語に触れていると、どうしても、その言語で展開されている現実そのものと、「勉強」を切り離して考えてしまいがちだ。

本当の、切り込みたい本丸は圧倒的な量の「その言語で実際に展開されている現実」であって、教科書とか単語集じゃないはずである。

本当に、これは、気をつけないといけない。

「学習者」として、整備された環境でだけ勉強をしていると「なんで勉強した内容とこんなに違うんだろう」と嫌になってしまう、という、およそ見当違いのことが起こる。

それは違うのだ。

ある程度プールで泳いだら、さっさと、波や、渦や、悪天候や、晴々とした空気が存在する、何が出てくるか分からない大海に出てしまわないといかんよな、と思う。

自分の中のちょっとした進歩を喜ぶのも大事だし、決められたコースをきっちり理解するのも大事なのだけど、でも、やっぱり、常に心に留めておくべきは、さっさと「本物」の中に飛び込んで、「全然わからない、嫌だなぁ」なんて言わないで、わからないことをなんとかしてわかってやろう、と楽しむ気概だろう。

自分がその言語を「使えるんだ」と思い込むことも大事かな、と思ったりする。

目標は、やっぱり、実際に使うことなんだから。

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